(福祉ボランティア・福祉援助団体)

明日を創る愛と奉仕

<施設訪問>

総合老人施設 「同和園」 (2005.03.31)
〜春うらら京都府「同和園」をお訪ねしました〜

平年ならば満開の桜で彩られる京都の山々ですが、まだ樹々の間には紅梅、白梅の香りを漂わせていました。
地下鉄東西線小野駅より徒歩で10分、竹林の中に歴史を感じさせる同和園の建物が見えてきました。


大正時代に大西良慶師によって開設

大橋園長先生のお出迎えを受け、早速応接室に案内されると、女性職員の方から上品な干菓子と“おうす”のおもてなしを頂き、「さすが京都!」という実感と同時に心の安らぎを覚えました。

同和園は京都府内では1番、全国では4番目に古い老人施設で、大正10年に清水寺の大西良慶師によって開設されたそうです。幼くしてご両親を亡くされた良慶師は親孝行をしたくても出来なかったその思いを老人施設創設に力を注がれたということです。

京都東山を背に
 

「同和園」の由来は、聖徳太子の《和を以て貴しとなす》の精神を尊く受け止めて良慶師が命名されたのだと伺いました。以来、今年まで84年間、利用者さんも職員の方々も心を一つにして、この世の浄土実現のために励んでおられます。

パンフレットのご案内によれば特徴として、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、デイサービス、ショートステイ、在宅介護支援センターの他、ホームヘルプサービス、配食サービス等が併設された『総合老人福祉施設』です。常勤の医師看護師さん等が配備されているので24時間安心した生活が出来ます。
介護職員の方は、1.8人に1人の割合でおられるのでこれも又お年寄りにとって大きな魅力となっていることでしょう。

 
お年寄りに優しいサービスの特色として 「逆デイサービス」

園長先生からお聞きしたもう一つのサービスに、逆デイサービスのプログラムがあることです。これは近くの空き住宅をお借りして、施設入居の利用者さん達を、気分転換の為に数人のグループで一日をゆったり過ごして頂くことが出来るシステムです。決まったプログラムではなく、自由に料理を作ったりゲームをしたりして楽しんで頂くそうです。
これらの優しい心遣いのケアを受けたいと、今では300人近くのお年寄りが入居を願い出ておられるということをお聴きしました。

その後園長先生のご案内で時間の許す限り、園内の見学をさせて頂きました。外部の方々にも開放されたヒノキ造りの足湯や、又プライバシーや安全を守られた個室等、いずれもお年寄りに優しい、温かい心遣いを感じることが出来ました。

屋上からは東山、山科の里を眼下に眺めることの出来る絶景と共に忘れられない訪問の一日となりました。


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