(福祉ボランティア・福祉援助団体)

明日を創る愛と奉仕

<訪問活動>

野の花会の活動

「野の花会」のボランティア活動には、大きく分けて三つの活動があります。

1.各福祉施設への寄付寄贈、慰問、招待と被災地への援助活動。
2.授産施設商品の販売をお手伝いする「愛と奉仕の店 野花」という店舗活動
3.「野の花会」の会員による、訪問販売と啓発活動。

会員による訪問活動は、賑やかな町から人里離れた山村に至るまで、一軒一軒のお宅を訪ねて行きます。さまざまな出会いの中から、いろいろなことを学習し、多くのことを習得できるという、とても貴重な体験になっているようです。

※「野の花会の活動」に関しては、「野の花会 活動と運営の基本」のページもご覧下さい。

 

心のふれあいを求めて

いくら世の中が進歩発展し、生活が豊かになったと言っても、人々が心の淋しさを感じる世の中では「日本は豊かな国」などと言えたものではありません。 何事においても、至極便利な近代社会の恩恵はとてもありがたいものです。しかし、便利さの中には、かえって「不便だなー」と感じることもたくさんあります。 お年寄りや、障害者の一部には、その変化になかなかついていけない、そうした人達もたくさんいるのです。

よき伝統、礼儀作法、風習などは、昔に見習うべきことが多く、新しいもの、古いものに関わらず、よいものは時代を越えて、いつまでも受け継いでいくことが大切であると思います。 人と人とのふれあいは、いつの時代にも欠かすことはできません。

そのような「心のふれあい」「新たな出会い」を求めて、『野の花会』は雑踏の都会へ、あの町へ、この村へ「愛と奉仕」「啓発」に今日も明るく歩んでいます。

 

人の出会いと喜怒哀楽

一軒一軒を訪ね歩いていきますと、本当に色々な方と会うことができます。また、実に様々なことにも出会います。
理解してもらえるだろうか…。一抹の不安を抱きながら、見知らぬお宅を訪問します。「そうですか、いいことをやっていますねー」と温かい言葉が返ってきて、喜んで協力してもらえる。 そのときが、私たちにとって何よりも嬉しいことです。いくらボランティア活動、福祉啓発活動といっても、訪問した先々で、何軒も何軒も、連続して理解されず協力も得られないのでは、正直なところ 落ち込んでしまいます。

なかには「そんなことしたって、世の中は少しもよくならないよ」「ホントナノ、インチキじゃないのー」と言われることもあります。

「出会い」―そこには、色々な考え方、様々な生活環境、それぞれの趣味趣向、思い思いの生き方、個々の価値観に至るまで、盛りだくさんな「喜怒哀楽」が折り込まれています。

今の若い者は…云々。とかく批判されがちな現代の若者像の中で、障害者のための「福祉ボランティア」で、見知らぬお宅を訪ねていくのです。チョット、簡単なように思えても、それは、なかなか できないことなのです。

 

間違えたり、感謝されたり

会員活動に対しては、事前に『野の花会』の行っている福祉活動、ボランティア活動、奉仕活動についての説明と教育を受けていただき、「会員規約」を了承いただいた上で、個人個人に会員になっていただいて おります。

『野の花会』の「趣旨と目的」と「規約」を納得されたうえで、会員となっていただいた方達ですので、事件を起こすようなことは100%ないと信じています。

ところが、現実の判断が難しく、問題を起こしてしまい、会にお叱りの電話をいただくこともございます。
たとえば、認知症の方とお会いしたときなどです。その場の受け答えがとてもしっかりされているので、安心してご協力いただいた場合などです。

万に一つでも、問題があれば「会」が進んで、その会員に対する処置、処分にあたります。ご連絡ください。

 

福祉行政の谷間に咲く

「ごめんくださーい」
明るく大きな声で挨拶し訪問します。しばらくして「ハーイ」とチョット聞き取りにくい声の返事が聞こえます。身体も言葉も不自由なのに、車椅子で応対してくれる障害者の方達。 私達の訪問活動の中で、家を留守番する在宅障害者や、在宅の寝たきり老人との出会いが、思いのほか多いのに驚きます。

平成6年度の統計を見ますと、精薄者40万人のうちの四分の三が在宅者、寝たきり老人60万人のうち28万人の約半数が在宅者、また認知症の老人が約100万人いるというのです。

『野の花会』の訪問活動を行っている会員たちが、その活動を通して、在宅障害者家庭の現実を知り、困っている人達に対して、お手伝いをしたり、コミュニケーションや援助を 行うのは、その問題の根本的な解決の糸口を見出すために、当面の潤滑油の役割としても、とても意味のある大切な経験になっています。

日本の福祉行政は、このところ急速に充実してきました。しかし、いろいろ歩いてみて感ずることは、在宅障害者への保護対策(介護人・救急時連絡・援助資金など)や、重度の認知症 老人の入院時介護施設などの不足が目立ち、とても十分とは言えません。
また、屋外や郊外へ出かけたときなど、障害者に対する環境整備(公共トイレ・安全道路・安全標識など)は、まだまだ不備不足が目立ち、隙間だらけなのに気づきます。
もちろん、非常に幅の広い福祉問題ですから、いかに行政と言えども、限られた財政の中で定められた対応範囲があるはずです。

そういった状況の中で、私たち『野の花会』は、不遇にして障害者になったとしても、その障害の度合いに応じて「自立」を目指す努力をすることが大切なのであって、その「自立」 を手助けさせていただき、行政の対応できない範囲外の人達や、施設の要望に対して、支援活動や援助活動を行うことを基本として考えています。

 
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